外壁塗装一部だけはダメ?!後悔しないための正しい選択とは
築10年ほど経ち、家の外壁に色褪せやひび割れなど、気になる劣化が目立ちはじめたみなさん。
「このまま放置しても大丈夫かな。」
「でも、外壁塗装って費用が高いし、できれば一部だけ直したい…」
そんな風に思っていませんか。
外壁塗装は、家の寿命を左右する重要なメンテナンスです。
部分的な塗り替えで費用を抑えたい気持ちはよく分かりますが、実はプロは「全面塗装」を強くおすすめしています。
今回は、外壁塗装における「部分塗装」の落とし穴と、全面塗装がなぜおすすめなのかを解説します。
これから外壁塗装を検討する方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
□外壁塗装一部だけは本当にアリ?
外壁塗装で「一部だけ」を検討している人が多いですが、実はプロは全面塗装をおすすめしています。
なぜなら、部分塗装は一見安く済むように思えても、長期的に見るとかえって費用がかかったり、家の劣化を早める可能性があるからです。
ここでは、プロの視点から、外壁塗装における部分塗装のデメリットと、全面塗装をおすすめする理由について解説します。
*部分塗装の落とし穴
部分塗装は、一見費用を抑えられそうに思えますが、実はさまざまなデメリットがあります。
具体的には、以下の4つの点が挙げられます。
1: 足場代が無駄にかかる
外壁塗装では、足場を組む費用が必ず発生します。
足場は、職人の安全確保や作業効率を上げるために欠かせないものですが、部分塗装の場合、全面塗装と比べて足場を組む回数が多くなります。
例えば、1階部分だけ塗装する場合、足場を組むのは1階部分のみで済みますが、2階部分も塗装する場合は、再度足場を組む必要が出てきます。
このように、部分塗装では、複数回足場を組む必要があるため、結果的に足場代が高くなってしまう可能性があります。
2: 色や艶のムラが目立つ
部分塗装では、新しい塗装面と古い塗装面の境界線がはっきり出てしまい、色や艶のムラが目立つことがあります。
これは、時間の経過とともに、新しい塗装面と古い塗装面の劣化具合が異なってくるためです。
特に、日当たりの良い場所や雨風に晒されやすい場所は、劣化が進むスピードが速いため、色や艶の差がより顕著に現れます。
結果として、見た目が悪くなるだけでなく、家の美観を損なう原因にもなります。
3: 家の劣化が進行する
部分塗装は、見た目は綺麗に見えますが、実は家の劣化を進行させる可能性があります。
なぜなら、部分的に塗装することで、外壁の保護機能が低下し、雨水や紫外線によるダメージを受けやすくなるからです。
例えば、ひび割れや剥がれが発生している部分を部分的に塗装した場合、その周辺の劣化は進行しやすくなります。
また、塗装されていない部分には、雨水や紫外線が直接当たり、劣化が加速する可能性もあります。
4: 今後のメンテナンス計画が立てにくい
部分塗装を行うと、今後のメンテナンス計画が立てにくくなります。
なぜなら、部分的に塗装された外壁は、全面塗装された外壁と比べて劣化の進行具合が異なるためです。
そのため、次回の塗装時期を判断するのが難しくなり、必要以上の費用がかかってしまう可能性があります。
また、部分塗装を繰り返すうちに、外壁全体の色味がバラバラになってしまい、見た目が悪くなってしまうこともあります。
□外壁塗装一部だけがダメな理由!
部分塗装は、一見費用を抑えられそうに思えるかもしれませんが、長期的に見ると、かえって費用がかかったり、家の劣化を早める可能性があることが分かりました。
では、全面塗装はなぜおすすめなのでしょうか。
全面塗装には、部分塗装にはない、次のようなメリットがあります。
1: 外壁全体を保護できる
全面塗装を行うことで、外壁全体を保護することができます。
これは、外壁全体に新しい塗装を施すことで、雨水や紫外線から守る効果が期待できるためです。
2: 美観を維持できる
全面塗装を行うことで、外壁全体の色調が統一され、家の美観を維持することができます。
また、新しい塗装によって、外壁の汚れや傷が目立たなくなり、清潔感のある見た目になります。
3: 耐久性が向上する
全面塗装を行うことで、外壁の耐久性を向上させることができます。
新しい塗装は、古い塗装よりも耐久性が高いため、外壁の劣化を遅らせる効果が期待できます。
4: 将来的なコスト削減につながる
全面塗装は、一見費用がかかりますが、長期的に見ると、部分塗装よりも費用を抑えることができます。
なぜなら、全面塗装を行うことで、外壁の劣化を遅らせることができ、将来的な修繕費用を抑えることができるからです。
また、全面塗装を行うことで、外壁の保護機能が向上し、雨水や紫外線によるダメージから守ることができます。
これにより、外壁の寿命を延ばすことができ、結果的にコスト削減につながります。
□まとめ
外壁塗装は、家の寿命を左右する重要なメンテナンスです。
部分塗装は、一見費用を抑えられそうに思えますが、長期的に見ると、かえって費用がかかったり、家の劣化を早める可能性があります。
一方、全面塗装は、費用はかかりますが、外壁全体を保護し、美観を維持し、耐久性を向上させることができます。
また、将来的なコスト削減にもつながります。
これから外壁塗装を検討する方は、部分塗装のデメリットと全面塗装のメリットを理解した上で、最適な選択をしてください。
当社は、関西一円でエリアを絞っているためアフターフォローも万全です。
近畿地方の外壁塗装はぜひ当社にお任せください。