羽曳野市にて、外壁・屋根の塗装工事をしました。濃いグレーが良いアクセントになりカッコよい仕上がりになりました。
周囲を何軒も施工しているのを把握されており、タイミングが来たとの事でお問合せを頂きました。
ビフォーアフター
工事基本情報
施工内容
外壁塗装 屋根塗装
使用材料
外壁 KFシェアルドF 屋根 ファインパーフェクトベスト
築年数
16年
施工期間
15日
保証年数
外壁10年 屋根5年
工事費用
¥1,300,000-
こちらのお家は窯業系サイディングという石膏ボードを外壁に貼り付けて建てられています。
換気扇下なのでどうしても汚れやすい箇所です。
シーリング材はお家の中に湿気を入れない働きをします。
シーリング材はゴムの様な素材なので、外気に晒されることにより表面が硬化します。
硬化したシーリング材は縮んで隙間が空いてきます。
シーリング材の劣化はお家の方でも確認がしやすい箇所なので、このシーリング材の劣化を見て塗装工事を検討される方も多くいます。
お話しを聞くと、新築時は背丈ほどの大きさだったようです。
それから15年経過し、お家よりも大きく育ちました。
外壁面から少し距離があったので塗装工事にそこまで支障をきたす訳ではありませんが、参考までに伐採して撤去処分まで入れて10万円前後で承れます。
既存シールはカッターで両サイドに切り込みを入れて撤去します。
撤去後にラインを真っすぐに出すためにマスキングテープを貼ります。
洗浄作業は、外壁や屋根などの表面に付着した汚れやダメージを取り除くために非常に重要です。
これにより、塗料との密着性が高まり、塗装の耐久性や美観を向上させることができます。
特に高圧洗浄は、しっかりとした下地処理を行うために欠かせない工程です。
屋根壁共に表面の汚れを綺麗に落とし、塗装をするうえでの準備をしっかりとします。
外壁の1回目はシーラーを塗装します。
材料は日本ペイントの水性シリコン浸透シーラーを使用します。
シーラーは下地と塗料をしっかり密着させるための接着剤の役割を果たします。
しかし外壁がシーラーを吸収し、元の色よりか少し色が濃くなり艶が出るのが特徴です。
1液水性フッ素塗料で、作業性も良く高対候性に期待できます。
元のベージュ系の色から、白になっている様子がわかります。
中塗りと上塗りは同じ材料の同じ色で塗装をします。
塗り漏れが無いように慎重に作業をします。
下地を補修・補強しながら塗装に適した下地を形成します。
しかし劣化した瓦がシーラーを吸収し、色が濃くなります。
屋根は太陽光の照り返しの暑さと、傾斜になっている為、常に踏ん張りながらの作業です。
夏は特に塗装工事の中でも最も過酷な作業です。
劣化して素地が見えている瓦に塗料の色が付き、生まれ変わる様子がわかります。
外壁同様に、塗り漏れが無いように慎重に作業をします。
今回は雨どい・庇・雨戸・シャッターボックス・水切りが対象です。
最初に鉄部に錆止めを入れます。
錆止めとは名前の通り、錆を抑制し塗装を仕上げる最も適した下地を形成することにより、長期にわたり塗装箇所を保護します。
面積が外壁よりも小さいので時間はそんなにかからないと思われがちですが、外壁と同じくらい時間をかけて丁寧に仕上げていきます。
塗装工事はこの付帯部の塗装が終わり、最終確認のタッチアップと掃除をしてすべての工程は終了となります。
塗装工事を検討されている方の少しでも参考になりましたら幸いです。
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