こんにちは。

　街の外壁塗装やさん大阪平野店の竹内です。

　本日は、東大阪市新庄にて、外壁と屋根の見積依頼を頂きましたので、その現地調査の様子のご紹介です。

　宜しければ最後までご覧ください。

こちらのお家は窯業系サイディングのお家で、正面の木材が印象的です

スタイリッシュな3階建てのお家でした。

　築年数は20年を経過しており、20年分のお傷みが各箇所に見られました。

　詳細を見ていきます。

チョーキングが発生していました

窯業系サイディングとは、紙とセメントを混合させ凝固して形成されている建材です。

　国内の新築はほとんどがこの窯業系サイディングで建てられており、色や見た目のバリュエーションも豊富です。

　素地は湿気を吸収する素材なので、工場で生産される際に表面に塗装がされております。

　しかし、その最初の塗装が太陽光に当たることにより築10年前後を目安に劣化します。

　表面塗膜の劣化のサインを調べるのに、最も簡単な方法が指で壁に触れ外壁色の粉が手に付着するかどうかという方法です。

　その際に写真の様に、指に粉が付着することをチョーキングと呼び表面塗膜の防水性が落ちている事を確認できます。

　このチョーキングの発生が塗装工事を検討するタイミングに入ってきている事のサインとなります。

　中には難付着サイディングといい、劣化はしているけどチョーキングの発生しにくい建材もありますが基本的には、この様な方法で確認することが可能です。

大きなクラックが発生していました

横方向に大きなひび割れが発生していました。

　外壁にひび割れが発生する原因は1つではありませんが、要因として外壁材が湿気を吸収している事が考えられます。

　先述したように、チョーキングの発生した外壁は湿気を吸収します。

　『湿気を吸収⇒晴れた日に乾燥』

　を繰り返すことにより、外壁がだんだんと変形します。

　その変形に耐えきれなくなり、写真のようにひび割れが発生します。

　軽度なひび割れでしたら塗装工事で現状を維持することはできますが、このひび割れがさらに劣化すると補修方法は貼替しか無くなります。

　貼替となると、塗装工事の3から4倍の費用が必要です。

　塗装工事は決して安価な工事ではありませんが、長期的に見ると最もコストを抑えられる工事です。

継ぎ目のシーリング材が劣化していました

外壁同士の継ぎ目にあるゴムの様な素材のシーリング材が劣化していました。

　シーリング材はお家の中に湿気が侵入するのを防ぐ役割があります。

　ひび割れや隙間があるとその機能が発揮されません。

　補修が必ず必要な箇所です。

サッシ廻りの劣化も気になります

窓や扉の廻りにもシーリングがあります。

　雨漏れを引き起こす原因となるので、補修は必須です。

木部の状態です

正面に生の木材が付随していました。

　色むらが発生し、劣化しているのは一目瞭然です。

　こちらの木部も塗装するご提案をさせていただくこととなりました。

まとめ

本日は、現調の様子のご紹介でした。

　お家の事で少しでも気になる事がある方は、お見積りは無料なのでいつでもご連絡お待ちしております(^^♪

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